マスクは飛沫を微細粒子にし空気中に漂わせ感染拡大


飛沫をマスクに衝突させた時の挙動の高速撮影画像


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解説/Explanation 論文Bagchi20211[1]では、材質や乾いているか湿っているかなど様々なマスクを用いて、マスクが飛沫を防ぐのか透過するのか、透過するとどうなるののかを示した論文である。

図は飛沫をマスクに衝突させた時の挙動の高速撮影画像である。1番上、1回目の衝突では大きな飛沫のまま透過していることが分る。

2番目、3回目の衝突で飛沫は小さな粒子となって透過している。100μmの飛沫となれば、飛散し長時間留まり感染を拡大することになる。

3番目、4回目の衝突で防げてるように見えても、そもそも防がなければ床に落ちて感染性は無かったことに注意されたい。


McKernan氏がmRNAワクチンのDNA汚染を発見する前の話


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解説/Explanation 余り知られていないが、McKernan氏はDNA解析の専門家であるだけで無く、元々マスク問題にも取組んでSNSで発信していた。mRNAワクチンの開発過程の段階から品質問題を懸念しており、2023年2月DNA汚染をSubstackで公表[]、PlasmidGateと呼ばれその後、大問題に発展した。

参考文献

  1. BAGCHI, Sombuddha, et al. Penetration and secondary atomization of droplets impacted on wet facemasks. Physical Review Fluids, 2021, 6.11: 110510., https://journals.aps.org/prfluids/abstract/10.1103/PhysRevFluids.6.110510